Home » PhRMAについて » PhRMA代表からのメッセージ

PhRMA代表からのメッセージ

戻る 「PhRMAについて」に戻る

米国研究製薬工業協会(PhRMA) 日本代表 アイラ・ウルフ
米国研究製薬工業協会(PhRMA)
日本代表 アイラ・ウルフ

新しくさらに充実したPhRMAウェブサイトにようこそ。
このサイトに掲載された情報が、皆様のお役に立つことを願っています。

「患者さんに革新的な医薬品を届けること」、それが日本におけるPhRMAの使命です。そして、それがPhRMAと日本を含む世界中のPhRMA加盟企業の原動力となっています。製薬業界は医薬品の提供を通じて、病気の予防や治療、病に苦しむ患者さんの症状改善につなげるという明確な使命をもって日本の人々に貢献しています。

日本の患者さんが必要な治療を受ける上で重要なことは、世界で最も優れた革新的医薬品がすぐに手に入ることです。残念なことに、世界の他の地域で使用されている医薬品の多くが、まだ日本では認可されず患者さんの手に渡らないという“ドラッグラグ”が生じています。その遅れは、4年あるいはそれ以上に及び、誰にとっても受け入れがたい事実です。

このドラッグラグの問題を解決するためには、医薬品承認の手続き、治験環境、保険点数や価格体系、イノベーション促進のための政策、そして医薬品規制の効率の改善が必要です。

日本の医療に関心を持つ方々は、幸いなことにドラッグラグが日本人の健康と安全を脅かしていることに気づいています。現実を直視し変化を求める患者さんやメディアの声を受け、行政でも、ドラッグラグへの関心が高まってきました。その結果、政府のトップレベルにおいても特筆すべき動きがみられており、過去2年の間に、この取り組みに応えた政策や取組みが開始されています。

しかしながら、依然多くの課題が残っています。活動的で生産的な製薬業界を日本で活性化するためには、イノベーションを促進する一連の政策の動向が鍵となります。2007年4月に厚生労働省、文部科学省、経済産業省が策定した、官民対話における資料「革新的医薬品・医療機器創出のための推進5カ年戦略」はその中核となります。それには、研究予算の拡大、基礎研究から患者さんの治療に向けた製品化への移行、世界全体での同時臨床開発を含む治験と臨床研究環境の改善、アジア地域での研究とデータ利用に関する協力拡大、より迅速でスムーズかつ高品質な検証手続、医薬品価格体系内での革新的な医薬品の適切な評価が盛り込まれています。

これら重要な政策に基づいた取り組みを、慣行、規制、法律に照らし合わせて運用し、具体的な変化につなげていくことが必要です。PhRMAは、医薬品領域でのイノベーションをどのように推進し、持続させるかについて、一世紀にも及ぶメンバー企業の実績に基づいた提案を打ち出すことに注力しています。

画期的もしくは、段階的イノベーションかを問わず、多くの疾患領域で従来の予防医療の定義を拡大し、早期検査、観察、介入を可能にする必要に迫られています。日本の医療システムがこれまで重視してきた急性疾患から、高齢化やライフスタイルの変化に伴い急速に拡がる慢性疾患へと、視点を見直す事が求められるとともに、医薬品の開発と承認における日本の基準をグローバルスタンダードに合わせる努力も必要となります。PhRMAは、日本の関係者と協力し、国際的な状況と日本の現状が患者さんの革新的医薬品へのアクセスにどのように影響しているかを明確にし、情報発信を行っていきます。

このウェブサイトはこのような情報を数多くお伝えすることを目的としています。