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政策決定と産業成長

-ヘルスケア、医薬品産業の発展、新薬の価値-新薬の価値と包括評価-

日 時 : 2003年12月4日
場 所 : 東京大手町のJAホール

シーハン豪州ビクトリア大学教授(右)と池上慶應義塾大学教授(左)
シーハン豪州ビクトリア大学教授(右)と
池上慶應義塾大学教授(左)

【講師略歴】

<ピーター・シーハン>
豪州ビクトリア大学(戦略経済研究センター)教授
1961/65/68年   メルボルン大学物理学士、哲学修士、オックスフォード大学哲学 博士習得
1975年        AER誌編集長
1983年        ホーク首相特別顧問
2003年        APECライフサイエンス・イノベーション・フォーラム学術副委員長

<池上直己>
慶應義塾大学医学部医療政策・管理額教室教授
1975年        慶應義塾大学医学部卒
1988年        慶応義塾大学医学部助教授
1990年        慶應義塾大学総合政策学部教授、ペンシルベニア大学訪問教授
             日本病院管理学会理事、厚生労働省・日本医師会・全日本病院協会各委員会委員を委嘱
             日本の医療についての共・著書多数

PhRMAは日本のヘルスケア関係者を対象に、一昨年から海外での医療事例紹介や啓蒙活動紹介のセミナーを行なっていますが、今回はピーター・シーハン豪州ビクトリア大学(戦略経済研究センター)教授と池上直己慶應義塾大学医学部医療政策・管理額教室教授を招き「新薬の価値」をセミナーのテーマとし、シーハン教授には「ヘルスケア、医薬品産業の発展、新薬の価値」と題し、池上教授には「新薬の価値と包括評価」と題するそれぞれの得意分野から新薬の価値についての講演をしていただきました。講演要旨は下記のとおりです。

2003年12月4日、米国研究製薬工業協会(PhRMA)は東京大手町のJAホールで「新薬の価値」をテーマに約120名の参加者を迎えてセミナーを開催した。講師はピーター・シーハン豪州ビクトリア大学(戦略経済研究センター)教授と池上直己慶應義塾大学医学部教授。講演後、引き続いて盛宮喜日経メディカル開発顧問をコーディネーターに両教授とのパネルディスカッションを行なった。

シーハン教授は「新しい科学と技術に基づいて開発された新薬は、この20年ヘルスケア革命の原動力となってきた。今後も医薬品の革新的価値に対しては、十分な評価を与えていくことが必要である」と語り、池上教授は「新薬の価値と包括評価」と題する講演の中で「医療費の報酬は包括化へ進んでいく。包括化の進展に伴い、新薬の経済評価は急務である。また包括報酬がいきわたれば、薬剤は基本的には自由価格への移行が可能である」と語った。

両教授の講演資料は右の資料を参照。なお、当URLに掲載の池上教授の発表資料は一部割愛してあります。

【講演の内容】

<シーハン教授>

日本とオーストラリアが抱える課題を検討するために下記の3点に焦点を当てる。

  1. 世界的変化の重要な側面をいくつか取り上げて再検討
  2. 変化への対応に関して日豪の相違点と類似点
  3. 共通した対応について、以下の結論を提示
    • コスト削減の埋め合わせを含め、ヘルスケアの変化を促す新薬の必要性
    • ヘルスケアを成長産業とするための財源確保の必要性
    • 自由競争、提携、そして連携の必要性
    • 医薬やその他の分野において、価値ある確信に報いる方法
    • 医薬品の実際の使用状況をより理解する必要性

<池上教授>

  1. 医療の基本課題
  2. 急性期入院医療の包括化
  3. 急性期以外の入院医療の包括化
  4. 入院医療以外の包括化
  5. 包括評価と新薬
  6. まとめ

セミナーでシーハン教授、池上教授が使用された資料を掲載しました。 クリックしてご覧ください。(PDFファイル)

Filesシーハン教授 講演資料 (132KB)

Files池上教授 講演資料 (145KB)

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