新薬の価値セミナー
-Human Benefits and Economic Value of New Medicines-

フランク・リヒテンバーグ教授(右)と
宮島理事長(左)
【講師略歴】
<フランク・リヒテンバーグ>
コロンビア大学経営大学院コートニー・C・ブラウン経営学教授、ベルリン社会研究科学センター、ミュンヘン大学客員講師。
現職につく前はハーバード大学、ペンシルバニア大学でも教鞭をとっていた。司法省、議会予算局、統計局などの仕事もし、連邦取引委員会、司法省、州司法長官に対するアドバイザーも務めていた。
<宮島 彰>
独立行政法人医薬品医療機器総合機構理事長。
1970年厚生省入省、医務局医事課、在サンパウロ日本国総領事館領事、厚生省健康政策局医事課長、大臣官房総務審議官などを務め、2001年1月厚生労働省医薬局長就任、2002年10月医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構理事長を経て2004年4月、新設の独立行政法人医薬品医療機器総合機構の初代理事長に就任。
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PhRMAは従来から「いい薬にはそれに相応しい価値」を提唱しており、これを受けて昨年からは「新薬の価値」をテーマにセミナーを開催してきました。今回その一環として「新薬の価値-Human Benefits and Economic Value of New Medicines-」と題するセミナーを企画いたしました。講師には、医療と経済生産性を数量的に分析した米国コロンビア大学のフランク・リヒテンバーグ教授と、この4月に関係者の期待を担って設立された独立行政法人医薬品医療機器総合機構の宮島彰理事長にお願いいたしました。
―リヒテンバーグ教授は調査データをもとに、新薬は<1>寿命の延長<2>病院その他の医療サービスの利用削減<3>労働者の労働能力の改善<4>高齢者の生活の質の向上<5>療養所・老人ホーム入所の減少など、社会にもたらす利益はその費用を遥かに上回ることを立証してくれました。このレポートは医薬革新が進んでいる疾病と余り進んでいない疾病の比較、また同じ疾病でも新薬を使っている人と従来からの医薬品を使用している人の比較などから解き明かされています。
―宮島理事長は、この4月新たに設立された独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)の役割と仕組みについてその詳細を語ってくれました。医薬品や医療機器の承認審査体制の変遷、設立前と設立後の承認審査フローの違い、より優れた医薬品医療機器をより早く、より安全に供給するというミッション、海外機関との国際的調和の進展、審査体制の再編と充実、審査調査部門のコンセプト、安全対策業務とそのコンセプト、システムの流れ、さらに審査、安全関係の中期計画と目標について海外の例などと比較しながら具体的な説明が展開されました。
【講演の内容】
<リヒテンバーグ教授>
- 新薬は寿命を延ばす
- 乳がんと治療薬
- 新薬が寿命に与える影響
- 地域別出生時の平均寿命
- 新薬の導入による生存年あたりの費用
- がんと医薬品開発の関係 / 経年変化
- 米国総人口の余命延長
- 新薬がもたらす利益と費用
- 新薬の利用とアメリカ人の労働能力
- 結論
<宮島理事長>
- 医薬品・医療機器の承認審査体制の変遷
- 新薬の承認審査フロー(2004年4月以前と以降)
- PMDAの仕組みとミッション
- 承認審査に関する国際的調和の進展
- 安全対策業務
- 医薬品のリスクと被害救済
- 審査・安全関係の中期計画と目標
- 医薬品産業への期待
- アクションプランの骨格
セミナーでリヒテンバーグ教授、宮島理事長が使用された資料(日本語のみ)を掲載しましたので、クリックしてご覧下さい。(PDFファイル)

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