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<ヘルスハイライト>No.1 心疾患の予防効果をもたらす合成HDLを開発

HDN配信画像2.5 HHNo1 合成HDL.jpg新しく開発された合成高比重リポ蛋白(HDL)が、慢性的な高コレステロール血症、およびそれが引き起こす致死的な心血管疾患に予防効果を発揮する可能性があるという。

米ノースウエスタン大学(イリノイ州)の研究グループが開発したこの合成HDLは、大きさおよび表面組成が自然のHDLに近く、非可逆的にコレステロールと結合する作用もある。研究著者の一人で同大学医学およびマテリアルサイエンス・エンジニアリング教授のChad A. Mirkin氏は「我々はコレステロールスポンジをデザインし作製した。この合成HDLは、優れたコレステロール薬がもつべき基本的な特長を備えている」と述べている。この知見は米国化学学会(ACS)誌「Journal of the American Chemical Society」オンライン版に掲載された。

合成HDLは、金ナノ粒子の芯および2層の脂質層をもち、HDLの主要成分であるアポ(APO)A1蛋白に覆われている。「コレステロールはヒトの細胞に不可欠なものだが、慢性的に過剰になると動脈に危険性の高いプラークが形成される。HDLはコレステロールを肝臓に搬送し、アテローム性動脈硬化症を予防する。さらに開発を進めることにより、この合成HDLがHDL値の上昇や健康改善に役立つことを期待している」と共同研究者の同大学医学部助教授Shad Thaxton博士は説明している。研究チームは今後、合成HDLが生物学的条件下でどのように作用するかを研究、評価する予定だという。

「低比重リポ蛋白(LDL)コレステロールは薬剤や食事療法によって低下させることができるが、HDLを増やすことは難しい。この合成HDLがいずれこのギャップを埋めるのに役立つものと期待している」とMirkin氏は述べている。(HealthDay News 1月30日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=623042
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