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<今日のニュース>No.2 米国民のFDAへの信頼度は低い

HDN配信画像5.7 No2 FDA.jpg米国民の約半数は、米国食品医薬品局(FDA)が国内の食品や医薬品の安全のために十分な役割を果たしていないと感じていることが、米ハリス・インタラクティブHarris Interactive社(ニューヨーク州)とヘルスデー(HealthDay)の調査で明らかになった。このオンライン調査は、4月半ばに18歳以上の成人2,495人を対象に実施されたもの。

新しい処方薬の安全性および有効性ついては、47%がFDAの管理が不十分であると回答したほか、食品の安全性管理については、49%が否定的な印象をもっていることが判明。輸入食品や国外で製造される処方薬の安全性についても、極めて信頼度が低いことがわかった。ハリス社のHumphrey Taylor氏によると、医薬品や食品の安全性に関する認識は、COX-2阻害薬Vioxx(一般名rofecoxib、心血管リスク増加の恐れで市場から全面的に自主撤収)などの医薬品回収や、サルモネラなど食品汚染のニュースに大きく左右されるという。

処方薬の回収に関するFDAの管理が「とてもよい(excellent)」と回答したのは11%、「よい(good)」が43%、「普通(fair)」が28%、「悪い(poor)」が12%であった。食品の回収については56%が肯定的な感想を抱いており、40%が否定的であった。FDAが最優先すべき事項については、食品の安全性とする回答が59%と最も多く、次いで処方薬の安全性および有効性(37%)、輸入食品の安全性(30%)が続いた。

このほか、今回の調査では以下のようなことが明らかになった:
・処方薬の安全性と有効性の管理について、2004年には肯定的な回答が多かった(56%)が、2009年の調査では否定的な回答と肯定的な回答が同数(どちらも47%)であった。この数字は調査期間中、その時期のニュースを反映して大幅に変動した。
・医薬品の回収については肯定的な回答の方が多く(肯定53%、否定40%)、2008年から逆転がみられた(2008年は肯定39%、否定53%)。
・承認後の医薬品の管理については肯定的な回答と否定的な回答がほぼ同数であった。
・約3分の1(35%)がFDAの新薬の承認が遅すぎると感じており、19%が早すぎる、18%が適正と感じていた。
・風邪薬などの市販薬(OTC薬)の安全性について「十分信頼できる」と回答したのは4分の1、処方薬についてはブランド医薬品、ジェネリック(後発)医薬品ともに24%であったが、漢方薬およびサプリメント(栄養補助食品)についてはわずか14%にとどまった。

オバマ新政権により、FDAの作業能力を向上させるための改変が実施されるのではないかと憶測されているが、すぐにとはいかないという。状況を立て直すには多大な労務と費用が必要であり、国民の不安は的確なものだと専門家は述べている。

(HealthDay News 4月30日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=626405
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