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<ヘルスハイライト>No.1 改良型の股関節インプラントにより耐久年数が20年に

HDN配信画像5.28 HHNo1関節置換術.jpgセメントを用いない(セメントレス)インプラントを用いた新しい人工股関節全置換術には、従来型の2倍に相当する20年の耐久性があることが示され、医学誌「The Journal of Bone and Joint Surgery(骨・関節手術)」5月号に掲載された。

旧型の人工股関節インプラントでは置換する関節を患者の骨に固定するために特殊なセメントを用いていたが、10年を超えると持たなくなることが多かった。この新型のインプラントでは、セメントの代わりに多孔性の素材を使用しており、これに骨が融合することによって強力かつ長期的な接着が得られる。

「今回の結果は、セメントレス人工股関節が極めて良好に機能し、長期的な生物学的固定が得られるというこれまでの研究結果を裏付けるものである」と研究著者で米ラッシュRush大学メディカルセンター(シカゴ)整形外科医のCraig Della Valle博士は述べている。この知見は、股関節置換術の必要な若く活動的な患者にとって有益であるという。

研究では、過去20年に同大学で股関節置換術を受けた患者を追跡した結果、寛骨臼(かんこつきゅう)にはめ込んだHarris-Galante型セメントレス金属インプラント124例のうち、再置換術を要するほど機能が低下したものはわずか5例であった。患者の2割では金属シェルのプラスチックの裏打ちに磨耗または亀裂が生じたことにより、侵襲性の低い処置が必要とされたが、被験者の平均年齢が若いことから、これは想定内の結果であったという。

また、一部の患者は溶骨(金属インプラントの磨耗および腐食により生じる骨再吸収)の治療のため外科的処置を要したが、Della Valle氏によれば、新型ではさらに磨耗に強いベアリング表面を使用するため、問題になりにくいはずだという。
(HealthDay News 5月18日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=626858
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