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~患者中心の医療制度を目指して~ 米国研究製薬工業協会(PhRMA) 新日本代表 アイラ・ウルフ

2006年03月22日

~患者中心の医療制度を目指して~
米国研究製薬工業協会(PhRMA) 新日本代表 アイラ・ウルフ

米国研究製薬工業協会(PhRMA)は、本年2月に就任したアイラ・ウルフ新日本代表によ る初めての記者会見を行いました。ウルフ代表は自己紹介に引き続き「患者中心の医療制度」というPhRMAの基本理念の達成と、現在進められている医療制度改革において今後注力をしてゆかなければならない重要なポイントについての話を披露しました。

ウルフ代表は、1. 患者を中心に考える医療制度の支持 2. 革新的で人々の命を守る医薬品へのアクセス確保 3. 国内における製薬産業の育成という観点から意見を述べました。

またウルフ代表はこれらの基本理念に基づいて、これからPhRMAが全力を注いでいく政 策分野について以下の通り要約をしました。

  1. 医療制度改革において何よりも患者に焦点が当たるようにすること、ならびに患者自身が医薬品や治療方法について正しく的確に判断ができるように、情報を提供すること
  2. 医療制度における効率の悪さをなくしてゆくこと、すなわち、限られた資源を短期的な状況改善のみならず、中長期にわたって患者が恩恵を享受できるように配分すること
  3. 新しい医薬品に対して適切にアクセスが出来るような制度の整備や革新に対する適切な評価に基づき、日本の患者が世界中で開発されている革新的な医薬品に対してアクセスできるような薬価制度

ウルフ代表は現在の医療制度とその改革の過程において、人口統計上の変化と急速に進んでいる高齢化社会における高いQOLの提供や、今後も進んでゆく高齢に伴い人々の健康とともに生産性をも確保しなくてはならない、という難問に直面していると指摘しました。「単純に医療費抑制に焦点をあて短期的な財政面の問題解決を目指す制度は患者を考慮していないばかりか社会や国民にとって有益ではありません。医療への支出は単純な予算上のコストではありません。それどころか国民と社会にとって大切な投資なのです」とウルフ代表は述べています。

最後に、「疾病により引き起こされる甚大な人的・経済的・社会的コストは予防的措置や早期発見・早期治療や適切な投薬により大きく減らすことが出来ます。もし政府が適切な予防と疾病対策を講じ、新しくよりよい治療法へのアクセスの確保をしなければこれらのコストは急速に進む高齢化に伴ってさらに上昇してゆくでしょう。他に名案はないのです。私はPhRMAの新しい代表としてこのような様々な問題解決に参加し、国民の健康維持・促進に寄与できることを切に望んでおります。」とウルフ代表は述べています。

PhRMAは、米国で事業を行っている主要な研究開発志向型製薬企業と、バイオテクノロジー企業を代表する団体です。会員企業は新薬の発見・開発を通じて、患者がより長く、より健全でより活動的に暮らせるよう、先頭に立って新しい治療法を探求しています。会員企業の新薬研究開発に対する2005年の投資額は、約394億ドル(概算)で、製薬業界全体の投資額は過去最高の513億ドルに達しました。

PhRMAホームページ:www.phrma-jp.org
米国PhRMAホームページ:www.phrma.org
生命を守る革新的な医薬品について:www.innovation.org
処方支援パートナーシップについて:www.pparx.org
輸入薬の危険性について:www.buysafedrugs.info

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