米国内の糖尿病に対する正しい理解促進のためのキャンペーンをホームページ等で提供
2006年12月5日
米国内の糖尿病に対する正しい理解促進のためのキャンペーンをホームページ等で提供
米国研究製薬工業協会(PhRMA)は、糖尿病を正しく理解していただくための全国キャンペーンを新たに立ち上げました。これは、現在2,100万人近くの米国民が糖尿病に罹患しており、また約620万人が罹患を自覚していないという事態を受けたものです。
同協会のビリー・トーザン理事長は「糖尿病は患者とその家族に多くの負担をもたらしている。現在、糖尿病を患う人は米国民の7%にのぼり、一方で数百万人が罹患を自覚していないというのが実態だ。早期発見により治療成果が望めるため、疾患の正しい理解が重要なことは明らかだ。知識と早期対策によって、糖尿病はより管理可能な疾病へと変えられる」と、全米糖尿病協会のデータを引用して述べています。
PhRMAの新しいキャンペーンは、患者が医療提供者に相談することの重要性を強調しており、同時に、糖尿病の予防と最新治療に関する情報が掲載されているウェブサイトの告知をしています。このキャンペーンは、ウェブサイトとラジオ放送のほか、全国紙とテレビ広告を通じて、様々な情報を集中的に提供していきます。
糖尿病は米国内の死因の第6位にもかかわらず、多くの人が病気であることを自覚していないため、死因として報告されている糖尿病の件数は実際の件数を下回っています。全米糖尿病協会によると、糖尿病罹患者の死因の約65%が心臓疾患や脳卒中とされていますが、適切な治療により、多くの心血管系合併症を予防することができるのです。一方で放置された場合、死に至るほか、心臓発作、脳卒中、腎疾患、失明、四肢切断、神経障害、足や皮膚の合併症など深刻な重大疾患を複数併発することがあります。
糖尿病に起因する患者自身や米国の医療制度が負担しなくてはならない金額は甚大です。全米糖尿病協会によると、糖尿病とその合併症の治療に要する年間の負担額は1,320億米ドル(15兆1,800億円)を超えると報告されています。つまり、米国で支出される医療費10ドルのうち1ドルが糖尿病と関連疾患に費やされていることになります。
幸いにも処方薬の様々な進展により、糖尿病患者のもとに新たな治療法が届けられています。これらの薬剤は、患者がより効果的に糖尿病を管理し深刻な合併症を予防する上で役立っています。さらに、Adis Research and Development Insightの調査によると、糖尿病の新規治療薬56種が現在、臨床試験段階または食品医薬品局(FDA)の承認待ち段階にあります。
「糖尿病とその原因や治療法に対する患者の理解が深まれば深まるほど、疾患との戦いにおいて医師のより良きパートナーとなり得るのだ」とビリー・トーザン理事長は述べています。PhRMAとその会員企業はできるだけ多くの情報を患者とその愛する人々のもとに届け、適切な治療の選択を支援しようと取り組んでいます。
全国キャンペーンに関する英文資料はこちら(http://www.phrma.org/diabetes)から入手できます。
PhRMAは、米国で事業を行っている主要な研究開発志向型製薬企業と、バイオテクノロジー企業を代表する団体です。会員企業は新薬の発見・開発を通じて、患者がより長く、より健全でより活動的に暮らせるよう、先頭に立って新しい治療法を探求しています。会員企業の新薬研究開発に対する2005年の投資額は、約394億ドル(概算)で、製薬業界全体の投資額は過去最高の513億ドルに達しました。
PhRMAホームページ:www.phrma-jp.org
米国PhRMAホームページ:www.phrma.org
生命を守る革新的な医薬品について:www.innovation.org
処方支援パートナーシップについて:www.pparx.org
輸入薬の危険性について:www.buysafedrugs.info

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