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米国バイオ・製薬企業による2007年研究開発投資額は588億米ドルで過去最高

2008年04月03日

米国バイオ・製薬企業による2007年研究開発投資額は588億米ドルで過去最高
~PhRMA会員企業の投資額は約445億米ドル~

米国研究製薬工業協会(PhRMA)がバリル・アンド・カンパニー社と共同で実施した調査によると、米国の研究開発志向型製薬企業とバイオテクノロジー企業は2007 年、新薬やワクチンの研究開発に対し、前年比約30 億米ドル(3,000 億円)増となる過去最高588 億米ドル(5兆8800 億円)を投資しました。同調査結果は、PhRMAが設立50 周年を迎えた3月24日に発表されました。

過去最高となった研究開発投資額は、生活の質を向上させる新薬探求を主導する米国の研究開発志向型製薬企業による継続的な取り組みを反映しています。

また、PhRMA 会員企業による2007年の研究開発投資額は推計445 億米ドル(4兆4500億円)で、2006年の434億米ドル(4兆3400億円)を上回りました。バリル・アンド・カンパニー社は、米国のPhRMA 会員以外の製薬企業による2007年の研究開発投資額は、2006年の127億米ドル(1兆2700億円)に対し、143億米ドル(1兆4300億円)であったと分析しています。

2007年は、厳しい経済環境に加え、薬剤支出の伸びが引き続き激減したにもかかわらず、米国の研究開発志向型製薬企業による研究開発投資額は、増加を示しました。研究開発投資額の伸び率は過去数年間に比べて鈍化したものの、売上高に占める研究開発費の割合は依然として高く、米国の研究開発志向型製薬企業は、過去7年間にわたって売上高の約18%を研究開発費に投入しています。

さらに、臨床試験の段階にある新薬候補の数は、過去数年間、増加を続けています。5年前は約2,000種だったのに対し、今日、米国では約4,600種類の適応症を対象とする2,700種強の医薬品が開発パイプライン上にあります。

米国の製薬企業による研究開発への取り組みは、数多くの独立性を有する客観的な専門機関に認められています。超党派の連邦議会予算事務局はこのほど発表した報告書の中で、「製薬業界は研究を重視する業界として全米有数の存在である。米国のその他の製造企業に比べ、製薬企業の売上高に占める研究開発投資額の割合は、実に5倍になる」と述べています。

また、こうした投資は実績をあげており、連邦議会予算事務局は、「昨今、製薬業界によって数々の大きな治療効果がもたらされている。...ケーススタディや統計上の結果は、薬剤関連の研究開発投資の急増に伴い、薬剤治療における大きな治療効果が得られているということを示している」と報じています。

PhRMA のビリー・トーザン理事長は、「米国の研究開発志向型製薬企業やバイオテクノロジー企業は、引き続き未来の医薬品や治療法の発展に向けた道を切り開いている。研究開発は、こうした企業の原動力であり、2007年時点でその投資額は25 年以上連続の伸びを記録した。これは、研究者が、がんや心臓疾患、HIV/エイズ、アルツハイマー病など幅広い疾病や疾患に対処するために、より高度な新しい治療法の開発に引き続き取り組んでいることによる」と述べています。

現在開発パイプライン上にある薬剤には、がん治療薬600種強、希少疾患治療薬300種強、心臓疾患および脳卒中治療薬275種強などが含まれます。米国におけるこうした研究開発は、革新を推進する現行の米国の政策とあいまって、欧州や日本など世界の他の地域で行われている医薬品開発の取り組みより大きく上回っています。

トーザン理事長は「米国が製薬における研究開発を引き続き主導していく上で、市場原理に基づく医療制度、開発に対するインセンティブ、強力な知的財産権など、これらの施策を維持し強化することが欠かせない。米国ひいては全世界の患者のため、さらなる取り組みが求められている」と述べています。

* 1$=100 円にて換算

PhRMA は、米国で事業を行っている主要な研究開発志向型製薬企業と、バイオテクノロジー企業を代表する団体です。会員企業は新薬の発見・開発を通じて、患者がより長く、より健全で活動的に暮らせるよう、先頭に立って新しい治療法を探求しています。会員企業の新薬研究開発に対する2007 年の投資額は、約445億米ドル(概算)で、製薬業界全体の投資額は過去最高の588 億米ドルに達しました。

PhRMAホームページ:www.phrma-jp.org
米国PhRMAホームページ:www.phrma.org
希望と生存の話について:www.sharingmiracles.com
生命を守る革新的な医薬品について:www.innovation.org
処方支援パートナーシップについて:www.pparx.org
輸入薬の危険性について:www.buysafedrugs.info

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