患者のための医療経済政策セミナー
―医療制度政策と製薬業界に対する政策の融合に向けて―
日時:2005年12月13日
場所:東京 キャピトル東急ホテル
医療制度政策と製薬産業界に対する政策について講演するパモーリ博士(左)、シーハン博士(中央)、南部教授(右)
【講師略歴】
<ファビオ・パモーリ博士>
IMTルッカ高等研究所長、伊フィレンツェ大学教授。
技術革新の経済・経営学、知的財産権の経済学、競争と市場規制の経済分析などが専門分野。
イタリア保険省・財務省委員会および同国立衛生研究所の委員、欧州委員会におけるG10諸国医療提供グループにおける顧問としても活動。欧州委員会発行の「製薬会社のグローバル競争力」、「欧州のバイオ技術の革新性と競争力」等の著書、世界経済フォーラムでの講演など多数。
<ピーター・シーハン博士>
豪州ビクトリア大学教授、同戦略経済研究センター理事長。
知識経済の研究、医療業界やバイオ医療業界、技術革新などが専門分野。
ビクトリア州政府の協力で設立された「製薬業界における世界的な変化と現地における規制に関するプログラム」のプロジェクトリーダーも務めているほか、APECライフサイエンス・イノベーション・フォーラム学術副委員長を兼任。
<南部 鶴彦教授>
学習院大学経済学部教授、財団法人医療科学研究所理事。
産業組織、応用ミクロ経済学、規制の経済学などが研究分野。
Economics of Innovation and New TechnologyとManagerial and Decision Economicsの共同編集者を務める。著書に『産業組織と公共政策』、編集書に『医薬産業組織論』などがあり、論文も多数発表。
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米国研究製薬工業協会(PhRMA)は2005年12月初旬、2006年4月からの医療制度改革への議論が大詰めを迎える中、海外から医療経済の専門家2名を講師として招き、同じく医療経済学を専門とする学習院大学の南部鶴彦教授のモデレーターに迎え、「患者のための医療経済政策」と題するセミナーを東京で開催しました。海外からの招待は、伊IMTルッカ高等研究所長であるファビオ・パモーリ博士と、豪州ビクトリア大学教授であるピーター・シーハン博士です。
3氏の講演の中で、日本の医療制度における革新的な薬剤への適切な報酬の必要性、そして医療費抑制を実現するシステムの開発の必要性が浮き彫りされました。そのアイデアの一つとしてジェネリック品(後発医薬品)の効果的な使用促進、特許期限内の革新的薬剤と特許期限切れ薬剤に価格差をつけることなどが挙げられました。産業界としては世界市場をみながらグローバルな連携、統合を視野に入れることも考えていかねばならないなど、それぞれ世界の医薬品市場をみながら、日本の医療制度への提言を行ないました。
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セミナーでパモーリ博士、シーハン博士、南部教授が使用された資料(日本語のみ)を掲載いたしましたので、ご覧ください。
051213_Pammolli_presentation.pdf (746KB)
051213_Sheehan_presentation.pdf (118KB)