PhRMA

facebook

【インフォメーション・セッション】「世界的な視野から日本の医療を考える」をテーマに講演会とワークショップを実施

【インフォメーション・セッション】「世界的な視野から日本の医療を考える」をテーマに講演会とワークショップを実施

~患者団体向けインフォメーション・セッションを開催~
「世界的な視野から日本の医療を考える」をテーマに講演会とワークショップを実施

日時:2017年11月15日(水曜日)
場所:東京・中央区


PhRMAは、日本の患者団体の方々への支援活動の一環として、2017年11月15日(水)に、本年第3回目となる「インフォメーション・セッション」を開催しました。

今回は、「世界的な視野から日本の医療を考える」をテーマに採り上げ、17団体25名の患者団体の方々にご参加いただきました。
講師には、『日本の医療、くらべてみたら10勝5敗3分けで世界一』の著書である真野俊樹先生(多摩大学大学院 教授、医師)をお迎えし、また、来日中であったケネス・E・ソープ先生(米エモリー大学 教授、慢性疾患と闘うパートナーシップ 会長)にも急遽ご登壇いただき、講演およびディスカッションを行いました。

■講演『日本の医療、10勝5敗3分けで世界一?』
講師:真野 俊樹 (多摩大学大学院 教授、医師)

医師であり経済学にも造詣の深い真野先生からは、まず医療に関する国内の課題と可能性について科学的なデータを用いたご説明があり、その上で日本の医療について、医療のレベル、医療の身近さ、投薬治療の状況、医療の値段、病院の環境、高齢化対策の6つの視点から、先進主要国と比べた結果についてご講演いただきました。また講演の最後には参加者に向けて、マクロな視点からも日本の医療制度を考え、ご自身の健康や病気について医師任せにするばかりではなく主体的に捉えていただきたい、とのお話しがありました。

講師:真野 俊樹先生 講演風景

■講演『日本の医療制度の価値を高めるための選択肢』
講師:ケネス・E・ソープ (米エモリー大学 教授、慢性疾患と闘うパートナーシップ 会長)

ソープ氏からは、会長を務めているNPO慢性疾患と闘うパートナーシップ(PFCD)の活動についてご紹介いただいた後、日本でも導入が検討されている、医薬品や医療機器など医療技術に関する費用対効果評価(HTA)の課題と、導入する際に注意が必要な点についてお話いただきました。参加者からは、「海外ではエンドユーザーである患者の声はどのくらい反映されているのか。」、「米国では患者や市民への医療に関する教育はどのように行われているのか。」などの質問がありました。

講師:ケネス・E・ソープ先生 講演風景

※講演会ライブ配信
尚、講演会の模様はインターネット経由でライブ配信を行い、会場への来場が難しい方々にもご視聴いただきました。

■ワークショップ 「ワールドカフェ」
ワークショップでは、ワールドカフェ方式を取り入れたディスカッションを実施しました。いくつかのルールを守りながら、少人数でテーブルを囲み、決められたテーマに沿って自由に発言し思ったことや発言した内容を模造紙に書き出す手法で、今回は2つのテーマを設定し、テーマごとにメンバーをシャッフルすることで、できる限り多くの方と話し合ってもらえるような形式で行いました。

<テーマ>
① 講演を聞いて印象に残ったこと
② 日本の医療の良い点/悪い点。また、どのように改善すべきか

医療情報、患者教育、コミュニケーション、医療費、地域連携、医療の進歩等、医療について様々な角度から意見が飛び交い、2つのテーマについて意見交換が行われた後は、壁に模造紙を貼り出し、共感する意見・書き込みにはシールを貼っていただきました。

ワークショップ「ワールドカフェ」風景