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患者団体向けPhRMAインフォメーション・セッションを開催

患者団体向けPhRMAインフォメーション・セッションを開催

PhRMAは、日本の患者団体の方々への支援活動の一環として、薬価制度の現状や患者会の立場からの政策提言、新薬の研究開発などに関わる情報共有を目的とした「PhRMAインフォメーション・セッション」を11月に3回シリーズで開催致しました。今年度は新型コロナウイルス感染症対策の為、オンライン上での開催となりましたが、全国よりたくさんの方にご参加いただきました。

第1回「薬価制度と費用対効果評価について」

開催日時:2020年11月10日(火曜日)
開催形式:オンラインツールZoom

第1回目は、2人のPhRMA専門委員会メンバーから、薬価制度と費用対効果評価をテーマにお話しいたしました。医薬品の価格(薬価)という側面から、現行制度とその課題を理解すると共に、持続可能な国民皆保険制度のもとで、今後も革新的な医薬品が患者さんに確実に届くための環境を維持、確保していくためにどのような課題解決が求められているかが提示されました。



講師:堀口 賢治氏
PhRMA薬価委員会メンバー
講師:森 明日香氏
PhRMA HTA(費用対効果評価)タスクフォースメンバー

第2回「あるべき姿から日本の医療政策を考える」

開催日時:2020年11月16日(月曜日)
開催形式:オンラインツールZoom

第2回目は、日本総合研究所の川崎 真規氏を講師に迎え、今年2月に同研究所から発表された「効率的・効果的な医療提供体制構築に関する提言」を例にとり、“現状”と“あるべき姿“のギャップから導かれた“とりくむべき事項”を柱としてプライマリケア体制の整備に関する政策提言をまとめた際の考え方のポイントについてお話しいただきました。



川崎 真規氏
株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門
ヘルスケア・事業創造グループ シニアマネージャー
 

第3回「新薬開発と患者参画の現状と展望」

開催日時:2020年11月24日(火曜日)
開催形式:オンラインツールZoom

第3回目は、新薬が患者さんに届くまでの道のりについて、研究開発の概要と最近の医薬品開発の状況を織り交ぜながら、PhRMA専門委員会のメンバーからお話しするとともに、近年ますます重要とされてきている患者さんや市民の皆さんの声をどのように生かしていくか、また患者さんが治験に参画することの意義について、東京大学医科学研究所教授の武藤香織先生からお話しいただきました。



講師:中 忠篤氏
PhRMAトランスレーショナルリサーチ
サブコミッティーメンバー
AbbVie合同会社 アーリーディベロップメント部
講師:武藤 香織氏
東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター
公共政策研究分野 教授


大脇 健二氏
PhRMAトランスレーショナルリサーチ
サブコミッティー委員長