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【トランスレーショナルリサーチ・コロキアム】第7回目実施レポート

【トランスレーショナルリサーチ・コロキアム】第7回目実施レポート

【第7回トランスレーショナルリサーチ・コロキアム】
「患者レジストリを活用した、産官学患者による治療・薬剤開発のイノベーションについて」

日時:2018年12月16日
場所:TKP東京駅八重洲カンファレンスセンター



PhRMAは去る2018年12月16日、“患者レジストリを活用した、産官学患者による治療・薬剤開発のイノベーションについて”をテーマに、第7回目となる「トランスレーショナルリサーチ・コロキアム」を開催しました。

今回のトランスレーショナルリサーチ・コロキアムは、クリニカル・イノベーション・ネットワーク(CIN)構想に基づき構築が促進されている患者レジストリを、いかに迅速かつ効果的に医薬品等の研究開発に活用できるかについて、ガイドライン整備の進捗、患者レジストリの現状、臨床研究・治験推進の具体例などに基づき、産官学の研究者及び関係の先生方、また患者団体の方と議論が行われました。当日は参加者全員の自己紹介の後、産官学より計7名の先生方から最新の研究状況や、現在直面している課題や今後の展望などが紹介された他、事前にPhRMA加盟企業を対象に行った患者レジストリ認識度に関するアンケート調査の結果が発表されました。フリーディスカッションでは、日本の現状を踏まえながら、今後の患者レジストリ活用への期待や重要性について議論され、有意義な意見交換の場となりました。

トランスレーショナルリサーチ・コロキアムはアカデミア、規制当局、製薬企業などで研究開発に携わっている研究者の方、テーマに携わる様々な方にご参加頂き、異なる立場からの議論をもとに、直面する課題に対するソリューションを探る機会を設けるもので、2015年に第1回が開催されました。

PhRMAは2013年より産官学の連携で国内アカデミア創薬を促進・サポートする活動として、「ヤング・サイエンティスト・シンポジウム」の開催や、国内の若手研究者を米国に短期間派遣し、米国における保健医療政策、医薬品研究、規制慣行、トランスレーショナルリサーチの最新情報を学ぶ「マンスフィールド-PhRMA 研究者プログラム」の実施など、トランスレーショナルリサーチの活性化、啓蒙を命題とした活動を行っており、本コロキアムもその一環として開催するものです。

本コロキアムの参加者については下記をご覧ください。(敬称略)

<モデレーター> <患者レジストリシステム企業>
国立がん研究センター 中央病院 米盛 勧 株式会社日立製作所 佐藤 恵一
<アカデミア> <製薬企業>
医療法人社団医聖会 八幡中央病院 成瀬 光栄 アッヴィ合同会社 吉澤 和剛
国立がん研究センター 研究支援センター 柴田 大朗 日本イーライリリー株式会社 小林 朋子
国立がん研究センター 東病院 岡本 渉 ファイザーR&D合同会社 長澤 崇
国立国際医療研究センター(NCGM) 泉 和生 PhRMA Translational Research Subcommittee 代表
(日本イーライリリー株式会社)
大脇 健二
名古屋大学医学研究科 小島 勢二 PhRMA Translational Research Subcommittee
(アッヴィ合同会社)
都賀 椎香
<医薬品医療機器総合機構(PMDA)>  
研究支援・推進部 東 雄一郎  
新薬審査第五部 野中 孝浩  
<患者会>  
一般社団法人
日本稀少がん患者会ネットワーク
西舘 澄人  
一般社団法人
日本稀少がん患者会ネットワーク
馬上 祐子