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【JPMA/PhRMA/EFPIA共同発表】「骨太の方針」と「成長戦略」策定に向けた共同提案

【JPMA/PhRMA/EFPIA共同発表】「骨太の方針」と「成長戦略」策定に向けた共同提案

2022年5月16日

日本製薬工業協会(JPMA)
米国研究製薬工業協会(PhRMA)
欧州製薬団体連合会(EFPIA Japan)



「骨太の方針」と「成長戦略」策定に向けた共同提案

日本製薬工業協会(JPMA)、米国研究製薬工業協会(PhRMA)、欧州製薬団体連合会(EFPIA)の3団体は、6月に策定される「骨太の方針」と「成長戦略」に向けて医薬品産業界の統一の見解として、以下の共同提案をとりまとめました。

背景
  • 国民の健康を守り、活力ある社会経済を維持していくためには、国民が革新的な新薬・ワクチンにアクセスできる環境が必要である。
  • そのためには、日本市場の魅力と競合優位性を確保し、イノベーションを呼び込む研究開発投資を継続し発展させていかなければならない。
  • 医薬品への迅速なアクセスと経済成長を同時に実現すべく、政府のイノベーション戦略として以下の対応を行うべきである。
骨太の方針・成長戦略への提案
  • 革新的新薬を届けるための「創薬イノベーションエコシステム」の構築を国家戦略に位置付けた上で推進
  • 官民の戦略的な対話の活性化と「医薬品産業ビジョン2021」の実現に向けたKPIの設定とその評価の推進
  • 日本市場への継続的な投資を促すための、研究開発や規制に関する環境の整備・見直し
  • 透明性・予見性がありイノベーションを促進する薬価制度と特許期間中の新薬の薬価水準を維持

◆団体概要

●日本製薬工業協会 (JPMA)
製薬協は、研究開発志向型の製薬企業73社(2022年4月1日現在)が加盟する任意団体です。1968年に設立された製薬協は、「患者参加型医療の実現」をモットーとして、医療用医薬品を対象とした画期的な新薬の開発を通じて、世界の医療に貢献してきました。
製薬協では、製薬産業に共通する諸問題の解決や医薬品に対する理解を深めるための活動、国際的な連携など多面的な事業を展開しています。また、特に政策策定と提言活動の強化、国際化への対応、広報体制の強化を通じて、製薬産業の健全な発展に取り組んでいます。

●米国研究製薬工業協会(PhRMA)
PhRMAは、世界中の主要な研究開発志向型バイオ医薬品企業を代表する団体です。加盟企業は新薬を発見・開発し、患者さんがより長く、より健全で活動的に暮らせるよう努力しています。加盟企業の新薬研究開発に対する投資額は、2000年からの累計では1兆ドル以上に達し、2020年単独でも推定911億ドルになりました。

●欧州製薬団体連合会(EFPIA Japan)
2002年4月に設立されたEFPIA Japanには、日本で事業展開している欧州の研究開発志向の製薬企業23社が加盟しています。2020年の加盟各社の総売上高は、日本の製薬市場の売上の約23%を占めています。EFPIA Japanの使命は、“革新的な医薬品・ワクチンの早期導入を通じて、日本の医 療と患者さんに貢献する”ことです。EFPIA Japanは日本の医療向上に向けて政策決定者との対話を強化することを目指しています。

   

【本件に関するお問い合わせ】

▶ 日本製薬工業協会(JPMA) 広報部
TEL:03-3241-0374  お問い合わせフォーム:www.jpma.or.jp/inquiry/

▶ 米国研究製薬工業協会(PhRMA) 広報事務局(株式会社ジャパン・カウンセラーズ内)
TEL:03-3291-0118  E-mail:phrma_pr@jc-inc.co.jp

▶ 欧州製薬団体連合会(EFPIA Japan) 広報委員会
バイエルホールディング株式会社 木戸口結子
TEL: 03-6266-7757  E-mail: yuko.kidoguchi@bayer.com